【2021年5月30日投稿】
相模原北公園の南東の出口の前の横断歩道を渡ると、いわゆる切り通しの細い坂道(ハケ坂)があります。
ハケとは崖のこと。
坂の途中はいわゆる赤土むき出しで、木々の根がはみ出てます。
山道以外でこんな道、今どきめったにないです。
相模原北公園は都会のオアシス的な雰囲気があるのですが、ハケ坂を下ると一気に地方感が出ます。
坂の終点にあるのが下九沢六地蔵です。
単純に6体のお地蔵様が並んでいるのですが、石の立方体は残したまま、地蔵を彫った感じです。
赤い布で覆われていて、ペットボトルやお花がお供えされています。
賽銭箱も設置されています。
今でも大切にされているのは伝わってきます。
お地蔵様の方も長い年月で風化したのか、顔の表情がちょっとわかりません。
大きさもそろっていないようです。
左端のお地蔵様はひとまわり小さいです。
壁に貼ってあるプレートによると、六地蔵の方ではなく、六地蔵の横に置かれた、やや丸みをおびた石碑(下九沢徳本念仏塔)が相模原市の有形民俗文化財です。
相模原市緑区下九沢1996
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